株式会社MEMOCOの
オウンドメディア支援
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
WEBマーケティングに取り組む企業が増えているなかで、オウンドメディアの集客に苦戦している企業も少なくありません。
競合各社が本格的なSEO対策を行っているため、どんなに頑張っても検索エンジンでの上位表示が難しくなっていることが背景にあります。
オウンドメディアの集客に悩んでいるのならば、SNSを活用するのも一つの手です。
SNSはユーザーとの接点を増やしたり拡散されたりする効果があるため、うまくいけば多くの流入を見込めます。
本記事では、オウンドメディアとSNSを組み合わせて活用する方法について解説します。
SNSアカウントを作成して運用している企業が増えています。その理由は、SNSを活用すると企業とユーザーの接触する時間や回数を増やす効果があるためです。
なぜSNSでユーザーとのコミュニケーションが取れるのか、その理由について解説していきます。
SNSの利用者増加に伴い、知りたいことをSNS上で検索して情報収集をする「SNS検索」を活用するユーザーが増加傾向にあります。SNS検索は「ハッシュタグ検索」とも言われます。
従来の検索行動は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使うことが主流でした。
しかしTwitterやInstagramなどの台頭により、検索エンジンではなくSNSで検索する場面が増えてきたのです。
SNSユーザーは、各SNSの特性に合わせて検索する内容を決めています。
たとえば映える写真で視覚的に理解できるInstagramでは、メイクやファッション、旅行やグルメなどの情報を検索するユーザーが多い傾向です。
一方、短文で表現できるTwitterでは、ニュースや時事、トレンドや悩み解決について検索するユーザーが多く見受けられます。
また、どちらに関しても「商品を使ってみた感想」「おすすめ商品」など他のユーザーの口コミを検索するユーザーが多く、商品購入時にSNSを参考にしているユーザーが増えています。
SNSと言えばTwitterやInstagramをイメージする人も多いですが、最近では動画SNSの利用率も上昇しています。
以前から動画プラットフォームとして人気だったYouTube。最近では動画クリエイター「ユーチューバー」が一つの職種として認知されるほどです。
またキャッチーな短めの動画を公開できるTikTokも、若者から人気に火が付き最近では老若男女問わず利用されています。
動画SNSの台頭により、商品の使い方やレシピなど文字だけでは伝わりにくい情報まで細かく伝えられるようになっているのです。
さまざまなSNSが利用されている現代では、ユーザーに対する情報発信の方法としてSNSを活用すべき時代になっています。オウンドメディアの記事を執筆するよりも、はるかに少ないリソースで投稿できるため、気軽にユーザーとの接触を増やせるのです。
またSNSは一方的な情報発信ではなく、ユーザーとコミュニケーションを取る場としても活用できます。リツイート、リプライ(返信)、ダイレクトメッセージなどでユーザーと直接コミュニケーションを図れます。
ユーザーとのコミュニケーションにより信頼関係を構築できれば、ファンを増やしてリピーター獲得やブランディングにもつながるでしょう。
SNSによるユーザーとのコミュニケーション向上について理解できたところで、実際にオウンドメディア運用にSNSをどのように活用するのかを紹介していきましょう。
まずは自社のオウンドメディアのターゲットを明確化します。ターゲットが明確になっていなければ、発信方法や利用するSNSの選定を誤ってしまい、充分な効果を得られません。
ターゲット設計の際には、ペルソナを設定するのも効果的です。
ペルソナとは自社の典型的なユーザー像のことで、氏名・性別・居住地・年齢のほか、職業・役職・家族構成・趣味・将来の夢など詳細な人物像まで設定します。
ペルソナが設計できれば「普段どんなSNSを利用するのか」「どんなふうに検索するのか」といった行動を把握しやすくなり、自社のSNS運用のヒントになるでしょう。
SNSはそれぞれ特性が異なります。たとえば「Twitterは140文字以内の投稿」「Instagramは写真写りの良さが必要」「TikTokはキャッチーなショートムービー」と、それぞれのSNSでできることが違うのです。目的が違うだけでなく、メインユーザー層も異なります。
この特性の違いを理解できれば、SNS活用はグッと現実的になります。
たとえば「オウンドメディアで紹介した自社商品の使い方を、より詳細に伝えたい」という目的であれば、YouTubeを使って動画で訴求すると良いでしょう。
またTwitterは拡散力が高いため、インパクトのある投稿や多くの共感を生める投稿をすると、広く拡散されて潜在ニーズ層へのアプローチが可能になります。
一つのSNSにこだわる必要はありません。複数のSNSを組み合わせることで、より効果を得られる場合もあります。
実際、Twitter・Instagram・YouTubeすべて運用している企業も見受けられます。
複数のSNSを組み合わせる場合は、SNSの特性を理解して、切り口や訴求方法を変えましょう。
SNSで有益な情報発信ができていれば、SNSアカウントが人気になることもあります。
人気の出たSNSアカウントは、ファンが定着してオウンドメディアのようにユーザーとの信頼関係を構築するために活用できます。
代表的な例は、SHARP株式会社のTwitter。製品情報やお役立ち情報だけでなく、おもしろツイートも駆使してユーザーからは「シャープさん」と呼ばれ親しまれています。
※2021年8月時点で83万人のフォロワーを獲得
そもそもオウンドメディアの主な目的は、ユーザーとの信頼関係を構築してリピーター獲得や売上向上につなげること。SNSもうまく活用できればユーザーとのコミュニケーションを取れる場としてオウンドメディア化できるのです。
それでは、実際にオウンドメディアとSNSを組み合わせて活用している企業の成功事例を紹介します。
Instagram、Twitter、Facebook、TikTokについて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
オウンドメディア成功事例として名高い「北欧、暮らしの道具店」は、チェックしたことがあるWEB担当者も多いのではないでしょうか。クオリティの高い写真と分かりやすい文章が特長で、ユーザーの購買意欲を高める工夫が施されています。
そんな「北欧、暮らしの道具店」、写真のクオリティを活かしてInstagramも運用しています。
ステキな写真はもとより、インスタユーザーの心に響く親しみやすい文章も参考になります。
プレゼント商品を使った「うま味たっぷりレシピ」はこちらから♪
【味の素®】使用👇✨
■レンジで簡単♪じゃがバターhttps://t.co/7OGdjTJhkM
■うま味しっかり卵チャーハンhttps://t.co/n1Ksa0YthB
— 味の素株式会社 (@ajinomoto) July 19, 2021
味の素株式会社は「AJINOMTO PARK」というオウンドメディアを運用しています。メディアでは自社商品を使ったレシピや料理術などを公開しています。
オウンドメディアではレシピや料理に関わる情報を発信しているのに対し、公式Twitterではユーザーの投稿へのリツイート・リプライをメインにコミュニケーションに特化した使い方をしていることが特徴。
Twitterでユーザーとの信頼関係を構築しているなかでも、オウンドメディアに掲載したレシピをTwitterでも紹介するなど、オウンドメディアへの導線も作っています。
化粧品の資生堂は「ワタシプラス」や「Healthy Beauty Park」といったオウンドメディアにて、メイクテクニックやエクサイサイズなどの美容に関する情報発信をしています。自社商品を上手に組み合わせた訴求力の高い記事がポイント。
さらにFacebookアカウントも運用しており、オウンドメディアの記事へフックとして活用しています。ユーザーの悩みに寄り添った共感できる投稿でユーザーの興味を引き「詳しくはこちらの記事で紹介しています」とつなげるテクニックはぜひ真似したいですね。
グルメ情報やレストランの予約ができる「東京カレンダー」は、グルメサイトとしてだけでなく小説サイトとしても人気。「港区女子」「丸の内OL」など、ちょっとクセのある登場人物の小説を読むためにメディアを訪問しているファンも少なくありません。
そんな登場人物たちに焦点を当てたショートドラマを公式TikTokにて配信しました。ドラマの舞台は話題のレストランになっており、おもしろいだけでなくしっかりと広告効果もあるドラマとなりました。
(参考:東京カレンダーとTikTokがコラボレーション!新感覚の動画メディアが始まる!)
オウンドメディアは、SNSと組み合わせるとより相乗効果が期待でき、多くの集客を招くことができます。SNSアカウントを作成する際には、それぞれのSNSの特性を理解して自社に合ったSNSを選ぶようにしましょう。
SNSごとにユーザー層や訴求方法が異なるので、うまく組み合わせると多くのユーザーにリーチできるメリットもあります。
またSNSは拡散力が高いため、ユーザーが拡散してくれればさらなる集客もでき、今まで接点を持てなかった層に認知されるチャンスになります。しかしSNSは炎上のリスクがあることも忘れないようにしましょう。
SNSを理解し、オウンドメディアと組み合わせてファンを増やしてくださいね。