株式会社MEMOCOの
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☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
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企業や個人でWebサイトやブログを運営する際に気になるのが、URLのスラッグです。「スラッグはSEOで有利になる?」などといった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか? WordPressにおけるスラッグの設定方法は簡単。やり方さえ覚えれば、誰でも簡単に設定ができます。
今回は、URLにおけるスラッグの設定方法やメリット、SEOで有利になるのかどうかなど、スラッグに関して色々解説しちゃいます。
スラッグは、URLの一部分であり、任意の文字列に設定できるものです。スラッグの設定がないページでは、番号が自動的に決められ、表示されます。スラッグを設定することで、ページの内容がユーザーに伝わりやすくなり、検索エンジンのクローラ―が内容を把握しやすくなります。スラッグで設定する任意の文字列はページ内容を説明する単語であり、分かりやすいものがよいです。尚、スラッグの単語は、英単語で記載します。
ここでは、アフィリエイトのSEOについて解説している記事のURLを例に挙げてスラッグを見ていきたいと思います。この場合、以下の〇〇の部分がURL内のスラッグです。ここでは、〇〇の部分に「affiliate-seo」とスラッグを記載。記事内容を説明する英単語を入れることで割り振られた番号のスラッグよりも、ユーザーや検索エンジンに伝わりやすくなります。
スラッグの一例:「アフィリエイトのSEOについて」解説している記事
スラッグがSEOで有利になるかということは、多くの人が知りたい点ではないでしょうか? この点について調査すると、ネットには不確かな情報も多く出回っています。しかし、スラッグがSEOで有利に働くという説も実際にあります。
キーワード選定やコンテンツの質、内部リンク、エラー表示の修正など数多くのSEO対策の中でスラッグの占める重要度は、そこまで高くないといえるでしょう。それは、スラッグが英単語で設定されるという性質も関係しています。
英語の検索結果表示では、そのキーワードを含む検索結果がハイライト表示されるため、関連する単語をスラッグに記載すれば、ユーザーがクリックする効果も若干は期待できるでしょう。これは言い換えれば、サイトのコンテンツに関連した内容のスラッグを設定することで、ユーザーのクリック率向上にもつながるということです。
しかしながら、スラッグのクリック率に与える効果は若干であるため、日本語表記の検索結果では、英単語のスラッグがSEOに影響に与える影響も当然ながら少なくなります。スラッグの設定を考える場合、検索エンジンのロボットであるクローラーが読み取ることを意識し、それらにとって分かりやすい内容を心掛けるほうが、より効果的なSEO対策になるといえます。
特にコンテンツが多いメディアなどは、固有のページスラッグ名を用いて管理するのが面倒になることもあるでしょう。スラッグの設定のみで大きなSEO効果を狙うのは難しいため、最初からスラッグを設定せず、割り振られた番号を使用するメディアも少なくありません。
ここまでスラッグのSEOにおける効果について解説しましたが、スラッグを設定するメリットは、どのような点にあるのでしょうか? ここからは、メリットを詳しく見ていきます。
スラッグを設定することで、ページ内のコンテンツが分かりやすく、整理された状態になります。スラッグを設定していないWebサイトの場合、URLを見ただけでそのコンテンツにどのような内容が記載されているかを理解するのは難しいといえます。その点、全てのコンテンツにスラッグを設定していると、URLが一目見て分かりやすくなるものです。これは、ユーザーにとってもWebサイトの作成者にとっても分かりやすいものであり、内容の理解や把握に役立ちます。
ここでは、スラッグを設定しているコンテンツとそうでないコンテンツの例を比較してみましょう。以下を見て分かるようにスラッグを設定しているコンテンツはどのようなページ内容であるか、URLによってある程度推測できます。一方でスラッグを設定していないコンテンツでは、どのような内容が記載されているかを推測するのは難しくなります。
スラッグを設定しているコンテンツの例 URLのスラッグの部分から内容をある程度推測できる
スラッグを設定していないコンテンツの例 URLを見ても何の記事を書いているのか分からない
Webサイトの分析や解析に役立つツールに、Google社のGoogle Search ConsoleやGoogle Analyticsがあります。これらのアクセス解析ツールを利用する際、スラッグでページが識別されていると非常に便利になります。
スラッグの設定がされていないページでは、該当ページを開き、内容を確認しなければなりません。毎日見ていたらただの番号でもどのコンテンツだったか大体はわかりますが、1000記事を超えるようなメディアだとそれはほぼ無理です。
一方、固有のスラッグを割り振っていると、一目で内容把握に努められます。アクセス解析ツールでは、カバレッジや検索パフォーマンス、URL検査、リンクレポートなどの項目についての確認や適宜修正が求められます。細かな点ではありますが、ページがスラッグによって識別されていることは、余計な手間を省き、アクセス解析における作業効率を大きく上げることに繋がるのです。
スラッグは、その設定方法についても理解しておきたいところです。ここからは、WordPressでのスラッグの具体的な設定方法を紹介します。
①WordPressに「ユーザー名」と「パスワード」を入れ、管理画面にログイン。
②画面左側の「投稿」から「新規作成」、または「投稿一覧」の中の「編集」でスラッグを設定するページを開きます。
③編集ページを開いたら、「パーマリンク」の中にある「URLスラッグ」の空欄に任意の文字列を入力します。
④ページを公開したら、URLの表示ついて確認しましょう。
URLのスラッグは、SEOに大きな効果が見込める訳ではありません。しかしながら、分かりやすいスラッグを設定することで、Googleなど検索エンジンのロボットが読み取りやすくなります。また、ページ内のコンテンツが整理され、アクセス解析ツ―ルを利用する際などにも役立ちます。
スラッグを設定する場合、しない場合、そのどちらにしても設定することの意味やメリットを理解することが重要です。その意味を理解していて設定しているケースと、ただ設定しているケースでは、スラッグの効果にも違いが出てくるでしょう。スラッグを理解し、自身のWebサイトに有効活用していきたいものです。