株式会社MEMOCOの
オウンドメディア支援
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
バナー広告やメルマガ広告に打って変わり、近年BtoCでコンテンツマーケティングを取り入れる企業が増えています。
皆さんの中にも、自社で見込み客の増加を目的に取り入れようとしている人も多いのではないでしょうか?とはいっても、具体的にどんなコンテンツを作ればいいのか、分からないことも多いでしょう。
そこで今回は、コンテンツマーケティングで用いられる具体的なコンテンツの方法の7つを紹介します。
実際に成功している企業の例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本題に入る前に、そもそもコンテンツマーケティングとは何なのかをおさらいしましょう。
コンテンツマーケティングとは、その名の通りコンテンツを配信することで商品のファンや成約数を増やすマーケティング手法を指します。
一言にコンテンツと言っても、企業にとって都合のいい情報をただ配信すればいいというわけではありません。コンテンツマーケティングでは、需要が高くユーザーの役に立つ情報を扱う必要があります。
例えばビジネス向けの鞄を探しているときに「ビジネス 鞄 種類」と検索すると、鞄メーカーが公開している分かりやすい記事が目に入ります。
このように、企業がユーザーにとって必要な情報を公開すると、関連するキーワードを検索したユーザーを自然に自社サイトに取り込めるようになるのです。
近年コンテンツマーケティングが話題に上がるようになった背景には、以下の4つの理由が挙げられます。
ここからは、上記について詳しく見ていきましょう。
近年コンテンツマーケティングが注目される理由の一つに、バナー広告やメルマガ広告に限界を感じる企業が増えたことが挙げられます。
これらの手法は以前まではWebマーケティングで主流とされていました。しかし、ネット上に溢れる広告を意識的に避けるユーザーが増加したこともあり、思うような効果が得られなくなるケースも多くなっています。
バナー広告やメルマガ広告に変わる手法として、コンテンツマーケティングが多くの企業で活用されています。
以前までは、それほど質が高くないコンテンツでも、キーワードやリンクを大量にちりばめることで、Googleから良い評価を受けることもありました。
しかし、AIの向上とGoogleの評価基準の変化により、現在では良質なコンテンツ以外は上位表示が難しくなりつつあります。
これを受け、広い知識と正確な情報を発信し、ユーザーにとって役立つ記事を配信するメディアが増えています。
以前まではバナー広告を出せば、ある程度の反応が得られました。
しかしユーザーのインターネットリテラシーが向上し、安易にクリックする人が減ったことで、広告の費用対効果が低くなりつつあります。
コンテンツマーケティングは一度コンテンツをサイトに公開してしまえば、ほとんど維持費がかかりません。そのため、通常のネット広告に比べてコストが低くなる傾向があります。
以前までは何かモノを購入する際、実店舗で店員からの情報をもとに、その場に置いてあるラインナップの中から商品を購入するのが一般的でした。
しかし、スマホが普及し消費者が自ら情報を得られるようになってからは、事前にネットで情報収集をして商品を購入する人が増えています。
コンテンツマーケティングでは商品に関する情報を大量に用意し、それぞれのユーザーのニーズに合わせた形で記事を公開しています。事前に情報収集したい消費者に効果的にアピールする方法として近年注目されているのです。
BtoCコンテンツマーケティングを行う時は、以下の5つの項目を意識すると効果が得られやすくなります。
ここからは、上記を詳しく解説します。
コンテンツマーケティングでは、サイトを公開してから効果を得られるまで数か月以上かかることもあります。
新しいサイトを立ち上げるのであれば、1日数人程度しか訪問しないことも珍しくありません。さらに、コンテンツ制作のための市場調査や、制作の委託先の選定など、サイトの立ち上げにも長い時間がかかります。
実際に運用する際は、成果が出るまで時間がかかることを理解し、長期的で余裕のある計画を立てましょう。
コンテンツマーケティングでは、自社のターゲット層に的確に響くようなコンテンツが重要です。
たとえば、英語教材をアピールするコンテンツを作る場合、大人向けの教材なのか、子供向けの教材なのかによっても内容が大きく変わります。
ビジネス英語に特化した大人向けの教材であれば、スキル磨きやキャリアアップに力を入れるビジネスマンがターゲットになるでしょう。一方、幼児向けの英語教材であれば、教材を購入する教育熱心な親がターゲットになります。
誰に情報を届けたいのかを明確にし、ターゲットに合わせたコンテンツを作りましょう。
KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、全体の目標を達成するために必要な評価指標を指します。
長期的な運営が必要になるコンテンツマーケティングでは、始めにしっかりとした目的とKPIを立てておくと安心です。これらをおろそかにしてしまうと、コンテンツを制作するうちに「あれも入れたい」「これもやりたい」と脱線し、本来の目的を見失ってしまうこともあります。
KPIを設定する際は、実現しやすい現実的な目標を立てましょう。
コンテンツマーケティングでは、計画の立案、市場の調査、Webサイト構築、コンテンツ制作、サイト運営などさまざまな業務が発生します。
スムーズにプロジェクトを進めるためにも、事前に誰がどんな業務をするのか決め、運用体制を整えてましょう。
既に自社のECサイトを持っている場合は、サイト内にコンテンツ用のページを設置するのがおすすめです。
以前からECサイトを利用していたユーザーが訪れてくれるだけでなく、コンテンツのページが検索されればされるほど、サイト全体の知名度も上がりやすくなります。
BtoCコンテンツマーケティングでは、主に以下の7つのコンテンツが用いられます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
コンテンツマーケティングで見られる定番のコンテンツが、サイト上に公開する記事です。
例えばGoogleで「○○ おすすめ」などのキーワードで検索した際に出てくるページも、企業によって制作された記事である可能性があります。
記事の内容は、ユーザーのちょっとした悩みや疑問を解決するお役立ち情報、自社製品の具体的な使い方、開発担当者へのインタビューなどさまざまなものがあります。
同じキーワードで検索した際に上位表示される競合サイトの内容を参考にしながら、ユーザーが読みたくなるような記事作りを目指しましょう。
動画は、コンテンツマーケティングでよく見られるコンテンツの1つです。
YouTubeなどの動画サイトだけでなく、自社サイトやSNSなど、動画の掲載先はさまざまです。
例えば調理機器の販売する企業がレシピを紹介する記事の中に、自社の調理器具を用いて料理をする動画を盛り込むなど、動画とコンテンツを組み合わせるケースもあります。
動画を制作する際は、外出先などにいても閲覧しやすいよう、音が無くても字幕で内容が分かるといった工夫をしましょう。
自社商品のユーザーが集まる交流会や、業界に関する勉強会など、オンラインでイベントを開くのもコンテンツマーケティングの手法です。
企業を中心に人が集まってくれるだけでなく、ゲストとして複数のプロを呼べば企業の権威性が上がるなどのメリットがあります。
実際にオンラインイベントを開催する際は、事前にSNSなどで告知をし、より多くの参加者を集められるようにしましょう。
自社サイトでの資料の掲載も、コンテンツマーケティングの手法です。
資料には、業界の専門用語集や、アンケート結果、データの分析結果、営業資料などさまざまなものがあります。完全に無料で公開する企業もありますが、サイトによってはダウンロードの際に簡単なアンケートや連絡先の入力を求めることもあります。
顧客からよくあるお問い合わせの内容などを盛り込み、メール対応の手間を省くなど、資料を効果的に活用しましょう。
引っ越し代やリフォーム代、ローンの金利、転職後の年収など、Webサイトから情報を入力するのが、シミュレーションです。
シミュレーション結果を出す直前に、会員登録やアンケートを実施するWebサイトもあります。ここで得た情報は、見込み客リストの作成などに役立ちます。
正確なシミュレーションを制作するには専門知識やコストが必要なことがほとんどです。しかし、一度公開してしまえば多くのユーザーの流入が見込めるには、大きなメリットになるでしょう。
自社商品のユーザーや業界の関係者などを集めて、コミュニティを運営するのもコンテンツマーケティングの1つです。
音楽やスポーツなど趣味に関する集まりや、有料会員限定のパーティー、自分のコレクションや作品などを持ち寄る展示会など、さまざまなコミュニティがあります。
コミュニティを作る際は、自社サイトだけでなくSNSやメルマガなどで広く告知し、より多くの人に参加してもらえるような工夫が必要です。
BtoCのコンテンツマーケティングには、リフォームの施工事例や、クラウドサービスの導入事例など、自社サイトで事例を紹介する方法もあります。
一般的には写真と文字を用いた記事として公開することが多いですが、紹介する物によっては動画やダウンロード型のPDFとして掲載するケースもあります。
記事であれば検索流入が期待でき、動画であれば言葉で表現しにくいことを視覚的に伝えられるでしょう。また、PDFはダウンロードする前にアンケートに協力してもらえるなど、それぞれにメリットがあります。
ここからは、以下の種類別のBtoCコンテンツマーケティグの成功事例を紹介していきます。
記事コンテンツの成功例として有名なWebメディアには、以下の3つが挙げられます。
ECサイトとしての機能と、コンテンツとしてのエンタメ性のバランスが丁度良く、おしゃれな雑誌を読んでいるかのような楽しさがあります。
参照:北欧、暮らしの道具店
おすすめのレストランのレビュー記事やオリジナルのレシピページなどを紹介しています。
参照:dressing
消費者との「コラボレーション」をテーマとし、顧客と社員が直接交流する場として注目されています。
参照:くらしの良品研究所
動画コンテンツでの成功例で有名なWebメディアには、以下の2つが挙げられます。
DIYで必須の道具の使い方や、キャンプのコツ、ベランダ菜園の方法など、ホームセンターに関わるお役立ち情報を幅広く配信しています。
参照:となりのカインズさん
しょうゆやみりん、ケチャップ、ソースなど自社の商品を使ったレシピを公開しています。レシピを検索したユーザーが直接調味料の商品ページに飛べるような仕組みになっています。
オンラインイベントでの成功例には、Adobeが開催する「Adobe SUMMIT」が挙げられます。主な講演のテーマはビジネス、マーケティング、最新技術などです。
Adobeファンだけでなく、世界中のメディアも注目する本格的なオンラインイベントを提供しています。
参照:Adobe SUMMIT
資料での成功例で知られるのは、マンションの販売などを手掛けるNITOH株式会社のホームページです。
「無料お役立ち資料」のページでは、「タワーマンション節税」「マンション運用」「源泉徴収票」などテーマに関する資料を無料で公開しています。
ダウンロードの際には名前やメールアドレスを記入するため、ダウンロードする人が多い程見込み客のリストも増える仕組みになっています。
参照:NITOH株式会社
シミュレーションでの成功例には、ライフネット生命保険株式会社の保険料シミュレーションページが挙げられます。こちらは、生年月日と年齢を入れるだけで、月々の保険料を簡単に計算できるのが特徴的です。
テレビCMなどでも積極的に宣伝し、広告を見てシミュレーションページを訪れたユーザーを自社サイトや申し込みページへと誘導しています。
参照:ライフネット生命
コミュニティの成功例には、カゴメ株式会社の「&KAGOME」が挙げられます。
野菜やレシピに関する情報を企業が発信するだけでなく、ユーザーが匿名で写真やコメントを投稿するなど、SNSのような機能も持ち合わせています。投稿した人に新商品をプレゼントするキャンペーンを行い、ユーザーと社員、さらにユーザー同士で毎日活発に交流が行われています。
参照:&KAGOME
コンテンツマーケティングには、主に以下の7つのコンテンツが用いられます。
また、運用をする際は、ターゲットに合わせた施策を練る、目的を元にKPIを設定する、ECサイトと掛け合わせて運営するなどいくつかのポイントを押さえることが大切です。
こちらの記事を参考に、自社に合う効果的な施策を策定しましょう。