株式会社MEMOCOの
オウンドメディア支援
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
WEBマーケティングの重要性が広く認知され、コンテンツマーケティングの一環としてオウンドメディアを運営している企業も珍しくありません。オウンドメディアで多くの流入を得られるようになると、収益化つまりマネタイズの可能性も広がります。
本記事では、オウンドメディアでマネタイズをする際の手順やポイントについて解説します。オウンドメディアでのマネタイズを検討している人はぜひ参考にしてください。
オウンドメディアでのマネタイズとは、自社が運用するオウンドメディアを活用して収益化を図ることです。
そもそもオウンドメディアとは、企業が自社で保有しているホームページやブログを指します。広義ではWEBマガジンやSNSアカウントもオウンドメディアと分類されますが、日本では狭義のオウンドメディア=企業ブログとの認識が一般的です。
オウンドメディアが成長し流入数が増加すると、記事広告や有料コンテンツ配信などによるマネタイズが見込めるようになります。
ただし、前提としてオウンドメディアの本質を忘れてはいけません。オウンドメディアとは「リード獲得」「ブランディング」といった自社の課題を解決するために活用される手段であり、そもそもマネタイズを目的として運用するものではないのです。
自社の課題解決を目標として運用していく中で、結果的にマネタイズにつながることは充分にありえます。つまり最初からマネタイズを目的としてオウンドメディアを始めても、思ったような成果を得られない可能性は念頭に置きましょう。
ちなみに、マネタイズを目的として運用するメディアは「商業メディア」と言われます。
商業メディアはアフィリエイトなどのWEB広告などを用いて収益を発生させます。「収益の一つとしてメディアを使いたい」と考えている人は、商業メディアを検討するのも一案です。
ちなみに弊社、株式会社MEMOCOは「memoco」というギフトメディアを筆頭に多くのメディアを運営していますが、ギフトモール、ECサイトを運営しておらず、広告やアフィリエイトの収益を軸に運営しているため「商業メディア」の部類に入ります。
株式会社MEMOCOでは、memocoをはじめとする商業メディアの運用経験を元に、他の企業のオウンドメディア運営支援・運営代行事業も行っております。自社でメディア運営を行ってSEO対策の最前線に立ち「収益を上げられるWEB集客を実現する」という経験では、他のSEO対策業者やWEBコンサルティング業者には無い経験があると自負しています。
オウンドメディアのマネタイズやSEO対策にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
オウンドメディアは自社の課題を解決でき、付随的にマネタイズにつながる可能性を秘めています。しかしオウンドメディアの運営にはデメリットにもなりえるポイントもあるので注意が必要です。
オウンドメディアでのマネタイズを検討している人は、メリットとともにデメリットについても理解しましょう。
オンラインでの集客方法はさまざまですが、大きな流入を目指したいと思うのならばリスティングなどのWEB広告を検討する人も多いのではないでしょうか。しかしWEB広告には多大なコストがかかるため、予算を確保できない企業にとっては難しい戦略です。
その点、オウンドメディアであれば広告費が不要で集客できます。サーバー利用料や制作費などがかかる場合もありますが、サイト制作や記事執筆をインハウス(社内運用)できればコストは格段に抑えられるでしょう。
オウンドメディアは、ユーザーにとって価値が高い情報をコンテンツとして発信するものです。コンテンツの有益性が高いほどメディア自体の質も高まり、ユーザーの運営企業に対する信頼度や評価も向上します。
有益なオウンドメディアは、自然と被リンクやサイテーション(他のWEBサイトやSNSで自社の名前や商品名が言及されること)も獲得できるようになり、認知度・好感度も向上していくでしょう。
このように、価値の高いオウンドメディアは他社メディアと差別化できブランディングにつながるのです。結果として流入数も増加し、マネタイズも実現するでしょう。
オウンドメディアのコンテンツにCTAを設置しておくと、リード情報を入手できる可能性があります。
CTAとなるのはお問い合わせフォーム・資料請求・ホワイトペーパーダウンロードなどがありますが、氏名や連絡先を入力する項目を設けることで、興味を持ってくれたリードが情報を入力してくれます。
取得できた顧客データをテレアポやインサイドセールスなどに活用すると、さらなる成果が期待できるでしょう。
また、コンバージョンに近いキーワードで集客できている場合は、ディスプレイ広告のターゲット設定で、そのページを閲覧したユーザーや、さらにそれと類似したユーザーに広告を配信することが可能です。
つまり、オウンドメディアの集客で成功して精度の高い顧客データを集めることで、広告配信の最適化も進めることができるため、WEBマーケティング全体のパフォーマンスが大幅に向上します。
オウンドメディアを収益化するためには一定の流入数が必要になります。しかしオウンドメディアを始めてすぐの頃は記事数が少なくドメインパワーも弱いため、検索順位が上がらず自然検索からの流入を得るのは難しいのが実情です。
検索順位が上がって多くの流入を確保するためには、定期的なコンテンツ配信と効果検証でオウンドメディアを成長させていくことが求められます。そのため、即時の成果を求める場合はオウンドメディアは向いておらず、広告配信などに投資すべきです。
何もせずにオウンドメディアでマネタイズできるわけではありません。記事執筆のライティングスキル、検索順位を上げるSEOスキル、リードを獲得して収益を生み出すためのコピーライティングの知識などが必要です。
専門知識がないまま始めると思ったような成果を出せずに苦戦してしまうため、ある程度の専門知識をもつ人材を確保しなければいけないでしょう。
オウンドメディアを成長させるためには、定期的な記事更新と分析によるリライトをしなければいけません。そのための人件費は必要ですし、スキルを磨くために研修やセミナーを受講すれば教育費もかかります。また社内にコンテンツ制作やWEBサイト解析のリソースがなければ、外注する必要があるでしょう。
健全にオウンドメディアを運営するためには、一定の運営コストがかかることは避けられません。
オウンドメディアでマネタイズをする方法はいくつかあります。代表的な5つの方法について紹介します。
流入数が多いオウンドメディアには、広告収入がおすすめ。オウンドメディアに他社の広告を掲載し、広告の掲載料を徴収したり、広告が表示された場合に収入が発生したりする仕組みです。
広告には、広告枠の掲載料を徴収する「純広告」、GoogleAdSense・Yahoo! Display Network・Taboolaなどの「アドネットワーク広告」、広告経由で商品が売れたときに収入が発生する「アフィリエイト広告」などがあります。
広告の配置方法としては、サイドバナーやヘッダー・フッターに固定で表示させる「バナー広告」、記事の間に挟み込む「インフィード広告」などいくつかパターンがあり、広告の配置方法や設置数によっても収益は変化します。
オウンドメディアの方針に合わせて、適する広告を検討しましょう。
なお、純広告、アドネットワーク、アフィリエイトを併用することも可能で、本格的にマネタイズを行っているメディアではGoogle Ad Managerを利用して常にパフォーマンスの測定・最適化をおこなっています。
自社で商品を提供しているのであれば、商品を購入できるECサイトや商品紹介のLPなどに誘導し、商品を販売するのも一つの手。
オウンドメディアで自社商品を販売する場合「魅力を伝えたい」と思うあまり、営業色が強く出てしまう記事になりがちです。しかし営業色・広告色が強い記事はユーザーに敬遠されかねません。
販売に誘導するためには、記事の内容を工夫して自然な導線にしましょう。
通常の記事のような構成で、広告主の商品・サービスを訴求するものが「記事広告」です。「タイアップ広告」「PR広告」と呼ばれることもあります。記事広告は通常の記事と同様に並んでいるため、自然な形でユーザーを誘導できます。
オウンドメディアを通じてセミナーに誘導して参加料から収入を得たり、セミナーでリードを獲得して将来的な収入につなげたりする方法もあります。
記事内で自社が持っているノウハウやナレッジを小出しにしてユーザーの関心度を高め、「詳しい内容をセミナーで説明する」と誘導すると多くのコンバージョンが期待できます。
セミナーに参加するということは高い関心度を意味しているため、将来的にリピーターとなりLTVの最大化も見込めるでしょう。
価値の高いコンテンツを制作し、閲覧するために費用を徴収する方法も一案です。
自社のノウハウが詰まったホワイトペーパー、独自の調査結果の報告書、専門家へのインタビュー記事、事例集などは「有料でも読みたい」というユーザーは少なくありません。
有料の価値のあるコンテンツを作り、マネタイズにつなげましょう。
近年、検索結果で上位表示を実現させるためには「ドメインパワー」が重視される傾向にあります。
このトレンドを悪用して「あなたのサイトのドメインのサブディレクトリ(またはサブドメイン)で新しくメディアを立ち上げ、その広告収益を分配しませんか?」という提案を持ちかけるWEB関連会社が増加しているようです。
結論から言うと、目先の広告収入を稼げる可能性はありますが、「ドメイン貸し」は絶対に行ってはいけません。
We’ve been asked if third-parties can host content in subdomains or subfolders of another’s domain. It’s not against our guidelines. But as the practice has grown, our systems are being improved to better know when such content is independent of the main site & treat accordingly.
— Google Search Central (@googlesearchc) August 14, 2019
「第三者がサブドメインやサブディレクトリ(サブフォルダー)内でコンテンツを作成することについて、Googleは質問を受けました。このこと自体はガイドラインに違反していません。しかし、こうした施策が増加すれば、Googleのシステムはサブドメインやサブディレクトリをメインサイトと独立して判別し、適切に処理するように改善されるでしょう」
実際に大手企業がドメイン貸しをして上位表示されているようなサイトも存在しますが、Googleはこういったサイトの増加に2019年時点で警鐘を鳴らしており、ドメイン貸しをして上位表示されているサイトが対策されているような順位変動も起こっています。
Googleはこれまで、悪質なコンテンツや中身のないスパムコンテンツが検索結果に表示されないように何度もアップデートを重ねており、その対策が本格的に行われた場合は、ドメイン貸しを行っている本体のサイト・ドメインまでもがペナルティを受ける可能性があり、多大なるリスクが考えられるのです。
オウンドメディアを始めてすぐマネタイズできるわけではありません。メディア内の構造を工夫したりSEO対策を強化したりする努力が必要です。
オウンドメディアでマネタイズをするための手順を紹介します。
流入数が多くなければマネタイズにつながりません。サイトへのアクセス数を増やすための施策に取り組みましょう。
オウンドメディアへの流入を増やすには、主に以下の方法が考えられます。
ただし、そもそも高品質な記事でなければ検索エンジンやユーザーから評価してもらえないので、有益な記事制作を心がけましょう。
記事からオウンドメディアへ流入するユーザーが増えても、その記事を閲覧しただけで離脱してしまっては元も子もありません。ほかの記事への回遊やトップページへの遷移などを誘導し、サイト内を隅々まで見てもらう必要があります。
内部リンクの設定、グローバルナビゲーションやローカルナビゲーションの設置などを行いましょう。
オウンドメディアのユーザーをファンへと育成し、何度も訪問してくれるリピーターを獲得することで、安定的なアクセス数を得られます。
ファンになってもらうには、やはり質の高い情報発信が求められます。「このメディアの情報は信頼できる」と判断されれば、自然とファンになり何度も訪問するようになるでしょう。
アクセス数が増えれば、それだけ広告が表示される回数も増えて広告収入につながりますし、商品購入やセミナーのコンバージョンも期待できます。
オウンドメディアに対する信頼感が高まれば「商品を買ってみようかな」「この会社のサービスを使ってみたい」といった気持ちも生まれます。
ファンへと育成した段階でうまくコンバージョンへと誘導して成果を高めましょう。
ただし営業色が強いとせっかくのファンも離れてしまうリスクがあるため、自然な形での誘導が鉄則です。
オウンドメディアでマネタイズを実現するには、前項の手順通りに進めるだけでなく、以下のポイントを意識することで成功率が高まります。
マネタイズには一定のアクセス数が求められるので、流入経路を強化する施策は必須です。
Googleアナリティクスで自社メディアへの流入経路を分析し、強化すべきチャネルを見極めましょう。
特に検索エンジンからの自然流入は、検索結果で上位になるほど高い効果が見込めます。検索エンジンからの流入が少ない場合は、自社のSEO施策を見直して改善しましょう。
アフィリエイトや商品購入で収益化を図る場合、商品ページへのリンクがマネタイズポイントとなります。通常の記事ではマネタイズポイントを先頭に置くことは珍しく、記事下部のクロージング部分に設置することが多い傾向です。
しかし記事の内容によっては、途中で離脱してしまいマネタイズポイントまで到達しないこともありえます。マネタイズポイントまで到達しても、申し込みやお問い合わせにつながらず離脱してしまうケースも多々あります。
このような場合、記事の構成やフォームの項目に問題があると考えられるでしょう。
マネタイズポイントまでの到達率を高めるよう、記事構成の見直しやEFO(入力フォーム最適化)を実行する必要があります。
オウンドメディアでマネタイズする際には、新規ユーザーの獲得も大事ですが、ファンを増やしてリピーターにする施策もポイントです。ファンはブランドや商品に対するロイヤリティが高いため、売上への貢献度も高いからです。
ファンへと育成するためには、オウンドメディアで定期的に有益な情報を発信するだけでなく、SNSやコミュニティサイトでのコミュニケーションやリピーター限定のキャンペーン配信などの施策が求められます。
SEOにおいて「独自性」は重要な要素です。さまざまなメディアが乱立している中、類似のWEBコンテンツばかりだとユーザーにとっての利便性が低くなります。そのため検索エンジンは、オリジナリティのある情報が書かれているコンテンツを高く評価します。
オリジナリティの高い記事は、ユーザーにとっても価値の高い記事になります。
自社でしか持ちえていないニッチな情報を発信し、独自性の高いコンテンツを作りましょう。
オウンドメディアで多くの流入を得られるようになればマネタイズにもつながる可能性がありますが、成果を出すのにはある程度の時間とスキルが必要です。
「なかなかマネタイズにつながらない」と焦るのではなく、オウンドメディアの本質を振り返り、自社の課題を解決することを前提に進めましょう。
長期的な視点で進めることで、大きな成果につながります。まずは質の高いオウンドメディア作りから始めましょう。