株式会社MEMOCOの
オウンドメディア支援
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
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☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
ユーザーの購買行動がオンライン化し、企業のマーケティングチャネルもオンラインが主流になっています。
このような中、以下のような課題に直面する企業も少なくありません。
「コストをかけずにオンラインからの集客を増やしたい」
「なかなかWebサイトのアクセス数が伸びない」
このような課題を持つ人は、オーガニック検索からの流入を狙いましょう。検索エンジンでのオーガニック検索(自然検索)からの流入は、企業の認知度や売上のアップなど大きな効果が期待できます。
本記事ではオーガニック検索の仕組みやメリット、流入を増やす方法などを解説します。
オーガニック検索とは「自然検索」と言い、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告枠を除いた検索結果を指したものです。
検索エンジンで検索窓にキーワードを入力して検索ボタンをクリックすると、検索結果のページに遷移します。通常の検索結果ページでは「広告」というアイコンのついた広告枠の下に、Webページのタイトルと説明文(スニペット)が表示されます。この部分がオーガニック検索の箇所です。
オーガニック検索の順位は、検索エンジン独自のアルゴリズムによって決定されています。オーガニック検索で順位を上位表示するための施策は、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と言います。
オーガニック検索の結果は広告枠の下に表示されますが、広告枠よりもクリック率が低いわけではありません。有料広告を敬遠するユーザーは一定数います。そのため、広告枠よりもオーガニック検索での上位サイトのほうがクリック率が高くなるケースもあります。
ただしオーガニック検索は、上位表示されなければクリック数は見込めません。上位表示されるほど多くのユーザーの目に留まやすく、クリック数につながります。
ほとんどのユーザーは2ページ目以降に遷移しないため、2ページ目以降の検索順位に表示されてもほとんど集客効果が期待できないことを頭に入れましょう。
ちなみに、検索結果の順位は検索エンジン独自の指標によって決まります。検索エンジンの中でも高いシェア率を誇るGoogleは、200以上の指標をもとに順位を決定するといわれています。
そのなかで特に重視している基準がユーザーの利便性です。ユーザーにとって有益で利便性の高い検索エンジンを目指すGoogleは「ユーザーファースト」を掲げ、ユーザーの利便性が高いWebページを高評価して上位表示する仕組みになっています。
オーガニック検索での流入を増やそうと、SEO対策に力を入れる企業は大多数を占めます。なぜこれほどSEO対策に注力するのでしょうか?
それは、適切にSEO対策をしてオーガニック検索で上位表示されれば、以下のようなメリットが期待できるからです。
ここからは上記について詳しく紹介します。
前項で解説したように、オーガニック検索での結果が上位表示されれば、多くのユーザーの目に留まり、集客効果があります。1位~3位に表示されたWebページであれば、特に多くのアクセス数が期待できるでしょう。
上位のWebページにアクセス数が集まれば、そこから別のページへの遷移にもつながります。これにより、Webサイト全体のアクセス数もアップします。
Googleはユーザーファーストの視点でオーガニック検索の順位を決定しています。
つまりGoogleの検索結果で上位表示されると、多くのユーザーにとって価値の高いWebページであるとGoogleから評価されたといえるでしょう。
上位表示されるWebコンテンツほど信頼性のある情報だとユーザーに印象付けることで、ブランディングが向上します。
Webページの中で自社商材を適切にアピールすることで、今まで自社商材を知らなかったユーザーにも認知してもらえるきっかけになるでしょう。
検索エンジンからの流入は、オーガニック検索と広告枠(リスティング広告)に分けられます。
リスティング広告はユーザーがクリックすると広告費が発生するクリック課金制となっています。そのため、流入が増えるほど広告費もかさむ仕組みです。競争率が高いキーワードではクリック単価が高額になり、広告費のわりに成果が見えないというケースも珍しくありません。
一方のオーガニック検索からの流入は、ユーザーがクリックしてもコストは発生しません。オーガニック検索で上位表示されると、広告費をかけずに集客を増やすことができ、大きな費用対効果が見込めます。
ただし上位表示されるには、SEOの知識やスキルが必要です。SEO担当者がいてインハウス化できれば問題ありませんが、社内にリソースがなくSEO専門会社に外注する場合は、そのぶんのコストがかかることを、念頭に入れましょう。
オーガニック検索からの流入を増やすには、検索結果で上位を獲得する方法を思いつく人が多いでしょう。
しかし、それ以外にも多様な方法があります。なかなか1位を獲得できないからと言って諦めず、さまざまな方法を試してクリック数を増やしましょう。
ここからは、オーガニック検索で流入を増やす以下の4つ方法について詳しく解説します。
オーガニック検索からの流入を増やす最も手堅い方法は、検索順位を上げることです。オーガニック検索では、上位表示されるほどユーザーの目に留まる可能性が高いといえます。まずは検索結果で1ページ目に表示されることを目標に取り組みましょう。
解説してきたように、検索順位を決める要素は複数ありますが、根底にあるのはユーザーにとっての有益性です。
ユーザーの検索意図を読み取り、ユーザーにとって必要な情報を網羅した記事を作ることを意識しましょう。また、内容の専門性や独自性もユーザーにとっての利便性につながります。
既存の記事の検索順位を上げたい場合は、競合のWebページを参考にするのもよいでしょう。キーワードで検索した際に1位や2位に表示されるWebページを読み、自社の記事には書かれていない情報がないかどうかをチェックしましょう。もし情報が不足している場合は追加し、ユーザビリティを高めます。
Googleの検索結果はアップデートが繰り返され、今ではさまざまな要素が検索結果として表示されています。
たとえば地名や店名などで検索すると、Googleマップが表示されます。また曲名や歌手名で検索したとき、動画が表示されることがあるでしょう。
ほかにも、検索結果をリッチにするという意味から「リッチリザルト」が表示されることもあります。リッチリザルトとは、検索結果に操作機能や視覚的機能が表示されることを指しています。
たとえば「○○(料理名) レシピ」と検索した際に、画像つきのレシピカードが最上部に表示されました。また、商品を検索した際に、五つ星のレビューや価格帯が表示されることもあります。これらは、リッチリザルトによるものです。
このように検索結果には、さまざまな形式のコンテンツが表示されています。つまり自社サイトでも、テキストメインの記事だけでなく他のコンテンツも充実させると、さまざまなキーワードで検索される可能性があるでしょう。
たとえばGoogleマイビジネスに登録してGoogleマップに表示される、動画コンテンツを発信するといった工夫によって、検索結果に上位表示されるチャンスが増えるでしょう。
オーガニック検索でユーザーが最初に目につくのが、Webページのタイトルになります。ユーザーはタイトルを見てどのような記事なのかを予測し、クリックするかどうかを判断します。
つまり検索結果で1位や2位などに上位表示されても、タイトルでユーザーの目を引きつけられなければ、大幅にクリック数を上げるのは難しいでしょう。むしろ5位以降に表示されたページでも、1位表示のWebページよりもタイトルが魅力的であれば、多くのクリックを獲得できる可能性があります。
クリック数を獲得するため、ユーザーの検索意図を満たすインパクトのあるタイトルをつけましょう。ただし検索結果で表示できるタイトルの文字数には制限があります。制限文字数を超えないよう、くれぐれも注意しましょう。
また、タイトルの下にあるWebページの説明文は「スニペット」と言います。スニペットは、タイトルと同様にユーザーがクリックするかどうかの判断要素になります。
スニペットは検索エンジンが自動で抽出しているとされていますが、「メタディスクリプション」のテキストを表示することが多くなっています。そのためタイトルだけでなくメタディスクリプションにも気を配り、ユーザーがクリックしたくなる内容を作成しましょう。
SEOについて詳しくは、こちらをご覧ください。
SEOではタイトルが重要!タグやキーワードの効果的な使い方を解説
リッチリザルトは、ユーザーがクリックしたくなるような形式で検索結果を表示できます。検索エンジンが「リッチリザルトとして表示したほうがユーザビリティが高い」と判断した場合に表示される仕組みとなっています。
リッチリザルトとして検索結果に表示させたい場合は、構造化マークアップというHTMLにタグ付けする作業が必要です。
リッチリザルトには複数の種類があり、それぞれにコードが異なります。Googleが公式に各リッチリザルトのスタートガイドを公表しているので、ぜひ参考にしましょう。
「アクセス数が増えたけど、オーガニック検索からの流入なのか広告からなのかわからない」
などといったように、オーガニック検索による流入を分析したい場合には、Googleが無料で提供するツールを活用できます。
ここからは、Googleの以下の2つの分析ツールについて詳しく紹介します。
Googleアナリティクス(Google Analytics)は、Webサイトへの流入やサイト内での遷移などを確認できるWeb解析ツールです。
Googleアナリティクスのメニューにある「集客」から「すべてのトラフィック」を選択し、「チャネル」からオーガニック検索による流入数を確認できます。また、流入のきっかけとなった検索キーワードも把握できます。オーガニック検索の項目は、「Organic Search」と表示されます。
他には、Webサイト全体だけでなく、各Webページのアクセス数などの確認も可能です。
GoogleアナリティクスはSEO対策に欠かせないツールとなっていますので、ぜひ活用しましょう。
Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleの検索エンジンでのWebサイトの動きを確認できるツールです。
Googleアナリティクスと同様にWeb解析ツールです。Googleアナリティクスが自社サイト内でのデータを確認できる一方、Googleサーチコンソールは検索エンジン上のデータを確認できます。
Googleサーチコンソールのメニューにある「検索パフォーマンス」から「検索結果」を選択し「合計クリック数」にチェックを入れると、オーガニック検索でのユーザーのクリック数が可視化されます。
下部には「クエリ」(ユーザーが検索窓に入力したキーワード)や「ページ」などのタブが表示されています。それぞれをクリックすると詳しい情報が確認できます。
流入キーワードや流入ページを分析して、自社サイトの改善を図りましょう。
オーガニック検索での流入獲得は、SEOの知識やスキルがあればコストをかけることなく集客を増やせる方法です。検索結果で上位表示されるほど多くの流入が期待できますので、まずはオーガニック検索での上位表示を狙いましょう。
ただし上位表示されるには、ユーザーの検索ニーズにマッチした質の高いコンテンツを作成する必要があります。
質の高いコンテンツを作るためには、まずGoogleが提唱する「ユーザーファースト」を理解しなければなりません。そのうえで、ユーザーにとっての有益性を追求したコンテンツを設計することが大切になります。
本記事で紹介した内容を参考に、オーガニック検索からの流入増加を目指しましょう。