株式会社MEMOCOの
オウンドメディア支援
☑オウンドメディアを運用したいけれど、何をすればよいか分からない
☑運用の知識を持つ人がいない・人員が足りない
☑本気で心を動かすコンテンツを作り、高い成果を上げたい
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SEO対策に必要な知識やスキルは多岐にわたります。そのため、WEBサイト運営やSEOに関わる担当者は常に勉強を続けなければいけません。
SEOを学習する方法は、主にWEBメディアと書籍(本)があります。SEOの専門家が執筆した本も多数販売されているため、本で勉強しようと思っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はSEOを学習できる本を22冊紹介します。本の選び方や本の要点についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
SEOの学び方について知る前に、まずはSEOについておさらいしましょう。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と言います。
具体的には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、自然検索の検索結果ページで上位に表示されるための施策全般を指したものです。
ユーザーは検索結果ページにおいて、上位のWEBページから閲覧する傾向があります。そのためSEO対策で自社のWEBサイトやWEBページを上位にすると、多くのユーザーからのアクセスを見込めます。
消費者の購買行動や情報収集がオンライン化している現代では、特にSEOの重要性が高まっています。
ただし、近年のSEO対策は複雑化しているのも事実です。Googleは良質なWEBコンテンツを上位表示するためにアップデートを重ねています。
つまりマーケティング担当者は複雑化するSEOの知識・スキルを習得し続け、自社サイトを上位に表示させることが大きな役目になっているのです。
コンテンツSEOについては、以下で詳しく解説しています。
コンテンツSEOとは?検索順位を上げる文章の書き方・サイトの作り方を解説
マーケティング担当者がSEOについて学ぶ方法には、セミナーやオンライン講義などもあります。しかし、日ごろから自分自身で情報収集をして学習することも重要です。
SEOについて自身で学ぶ方法には、主に以下の2通りがあります。
SEOに関する書籍は多数出版され、SEOやWEBマーケティングに精通している専門家が筆を執っている本も多くあります。SEOに関する基礎的な知識・スキルを学ぶには、書籍がおすすめです。
またSEO対策をしていくうえで覚えておいたほうがよい、Wordpressの使い方やコーディングについての書籍もあり、総合的にSEOの知識を得られます。
ただし消費動向のトレンド変化や検索エンジンのアップデートなどは流動的であり、SEOの情報も非常に速いスピードで変化します。そのため書籍の場合、古い情報が書かれていることもあるため、くれぐれも注意が必要です。
WEBメディアは日々新しい情報を発信し、検索アルゴリズムの変化などの最新情報を扱っています。常に新しい情報を得てSEO知識をアップデートしていくには、WEBメディアからの情報収集が欠かせません。
また書籍は購入しなければいけませんが、WEBメディアであれば無料で情報を得られます。お金をかけずに有益な情報を入手できる点が、WEBメディアの学習の大きなメリットと言えるでしょう。
SEOについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
初心者でもわかるオウンドメディアの作り方4ステップ!継続のコツも解説
WEBメディアを活用すれば気軽にSEOに関する情報を得られますが、本での学習にもさまざまなメリットがあります。
WEBメディアは誰しも情報発信できるため、すべての情報が信頼できるとは言いがたいものです。
しかし書籍は出版のハードルが高く、信頼できる情報でなければ記載できません。したがって書籍はSEOの専門家が根拠のある情報を書いているので、信頼できる情報を得たい場合におすすめです。
一般的なSEO書籍は一冊のなかで、概念を理解してから基礎知識を学び、実践的に応用できる内容が書かれています。適切な順序で学べるので、理解度の高い学習が可能です。
一方のWEBメディアは各テーマに応じて記事が分かれています。自分が知りたい情報をすぐに手に入れられる反面、自分で情報を探さなければいけません。
そのため「まだ概念を理解していないにも関わらず、実践的な内容の記事を読んでしまい、意味がわからない」などの事態に陥り、学習が非効率的になってしまう可能性もあります。
書籍は一度出版されると、内容の修正はできません。そのため、普遍的な内容が多い傾向にあります。
具体的には、情報が日々変化するSEOトレンドやアップデートの内容よりも、時代に左右されにくいSEOの根本的な考え方についての内容が多く書かれています。SEOの根本的な概念を理解したい人には、本での学習がおすすめです。
SEOに関する本はSEOやWEBマーケティングに精通している専門家が執筆しており、SEOに関する知識を体系的に得られます。
それゆえ「SEOについて勉強したいけれど、そもそも用語の意味すらわからない」「土台として専門的な知識をしっかり身につけたい」というSEO初心者も学びやすい学習方法といえます。
種類が多すぎてどの本を選んだら良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
膨大なSEO関連の本から自分の学習したい内容の本を探すには、主に以下の4通りがあります。
ここからはそれぞれの選び方についての解説をふまえ、おすすめの本を具体的に紹介します。
SEOには主に「コンテンツSEO(SEOライティング)」「内部対策」「外部対策」といった3種類の対策方法があります。
SEO学習本にはそれぞれの対策方法に特化したものがあるため、自社サイトのボトルネックとなっている対策方法に対応した本で学習すると、弱点を補完できます。
またこれらの基礎を包括的に学べる本もあるため、SEOの初心者やまんべんなく学びたい人は基礎学習の本を選ぶのがおすすめです。
・10年つかえるSEOの基本
「10年つかえるSEOの基本」は、SEOの基礎知識を学びたい人にぴったりの本です。会話形式で進んでいくので、活字が苦手な人もスラスラ読めるでしょう。
著者は、SEOコンサルティングで知られているナイル株式会社の取締役・土居健太郎氏です。本書でも「土居先生」として登場しています。
・いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版
SEO学習本として定番となった第1版を、トレンドに合わせて加筆・修正したのが「いちばんやさしい新しいSEOの教本 第2版」です。
特に大きな変更はモバイル関連の章を追加した点です。モバイルユーザーが急増した現代において学んで損はない情報が書かれています。
内容は図解が多く、著者のアドバイスなどのコメントが記載されているのも特徴的です。セミナー感覚で読み進められる書籍になります。
・沈黙のWebライティング -Webマーケッター ボーンの激闘-
「沈黙のWebライティング -Webマーケッター ボーンの激闘-」はSEOライティングの基礎から実践までを一冊で学べる、定番のライティング学習本です。
伝説のマーケッターであるボーン・片桐が、経営難の温泉旅館「みやび屋」の立て直しのためにSEOライティングで集客するというストーリー仕立てになっています。ストーリーがおもしろいので内容が頭に入りやすく、本が苦手な人にもおすすめです。
要点となる解説部分も、ボーン・片桐のパートナーであるヴェロニカがわかりやすく説明してくれます。
・SEO対策のための Webライティング実践講座
「文章を書くセンスがないから、ライティングが苦手」という人にこそ読んでほしいのが「SEO対策のための Webライティング実践講座」です。本書はSEOライティングのテクニックが網羅されているため、ライティングが苦手な人も記事を書けるように工夫されています。
記事作成の流れや情報収集の方法、効果測定のための分析方法など、SEOライティング特有の情報も豊富です。さらにツールの紹介もあるので、一冊でライティングスキルの基礎が身につきます。
・これからのSEO内部対策 本格講座
WEBサイトの内部対策を軸に書かれた「これからのSEO内部対策 本格講座」は、初心者だけでなくある程度の知識を持っている人にも最適なSEO学習本です。
内部対策の重要性や意義などを理解したうえで実践的な対策方法について学べるため、習熟度の高い学習が可能になります。具体的な事例も多数掲載され、自社サイトの設計をイメージしやすいでしょう。
また外部対策についても触れられており、内部対策と外部対策が学習できる書籍です。
・現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書【改訂2版】
WEBマーケティングの専門家として多数の本を執筆している小川卓氏の著書が、「現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書」です。
WEB広告やSNSなどについても書かれていますが、内部対策についての内容が充実しています。オウンドメディアやECサイトなど運営するWEBサイトの種類に応じた解説もあるため、自社サイトにとって効果の高い施策を選べます。
分析や改善についても詳しく説明されているため、参考にしながらPDCAを回すことで良質なサイトを構築できるでしょう。
外部対策のみを扱った専門的なSEO関連本はほとんどありません。
とはいっても外部対策も重要なSEO対策の一つであるため、書籍内で触れられているものもいくつかあります。ここからは。外部対策について触れているSEO学習本を紹介します。
・SEO対策 検索上位サイトの法則52
「SEO対策 検索上位サイトの法則52」は検索結果で上位を獲得しているWEBサイトに共通した法則を、わかりやすく解説している本です。
内部対策の章のあとに外部対策の章を設けており、詳しく説明されています。外部対策を「一番効果のあるSEO対策とし、Googleからペナルティを受けない自然な被リンクのテクニックを教示してくれます。
また最後の章では「絶対にしてはいけないSEO対策」を解説しており、ペナルティを受けない方法についても詳しく知ることができます。
SEO学習本を選ぶ際は、自分のSEOスキルレベルに応じて選ぶのもよいでしょう。ここではSEOスキルのレベルを「初心者」「中級者」「上級者」に分け、それぞれにおすすめの本を紹介します。
・スピードマスター 1時間でわかる SEO対策
「1時間でわかる SEO対策」はSEOの基礎知識について端的に書かれた本です。1時間で学べることを訴求していますが、SEOの概念や基礎知識のほか、ツール紹介や成功するためのポイントも書かれており、内容は充実しています。
解説も丁寧でわかりやすいため、初心者が読むには最適の一冊と言えるでしょう。
・これだけやれば集客できる はじめてのSEO
イラストや図解が多用され、初心者もわかりやすく、SEOの入門書としておすすめなのが「これだけやれば集客できる はじめてのSEO」です。
初心者がSEOにおいてやるべきことがまとめられ「概念や理屈より、まずは実践してSEOの知識を身につけていきたい」と考える人に最適な一冊です。
著者の瀧内氏は、先ほど紹介した「最新版! これからのSEO内部対策 本格講座」も執筆しています。併せて読むことで、SEOに関する知識を更に高められるでしょう。
・SEOに効く! Webサイトの文章作成術
SEOの概念や内部対策・外部対策も理解し、検索結果で上位を獲得すべくさらなる施策を練っている中級程度の人に適しているのが「SEOに効く! Webサイトの文章作成術」です。
企業の事例をもとにしてライティングテクニックを解説しているため、より説得力があります。実際に該当サイトを閲覧しながら読み進めると、更に理解が深まるでしょう。
・成果を出し続けるための 王道SEO対策 実践講座
「成果を出し続けるための 王道SEO対策 実践講座」は初心者から中級者を対象としています。しかし、マークアップの方法やペナルティ対策なども盛り込まれているため、どちらかというと中級者向けです。
SEOは「一度、検索結果で上位になれた」だけでは終わりません。いかに上位を維持するか、そして他の記事コンテンツも上位にするかがポイントになります。本書は具体的なツールを活用して安定したサイト運営を実現する方法も紹介しており、PDCAの回し方についても理解できます。
・現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル
「現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル」は400ページ以上の本ですが、そのぶん情報が充実しています。
初心者向けの基本知識も掲載されていますが、サイト構造やマークアップ方法など技術的な内容についても書かれています。そのため「考え方や概念は充分に理解している」という上級者が重宝するSEO学習本です。
SEO担当者やWEBマーケターだけでなく、WEBデザイナーやエンジニアが読んでも価値があるので、社内に一冊あると便利でしょう。
・SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
WEBサイトはSEOで上位に表示させることがゴールではなく「問い合わせ」や「購入」などのコンバージョンが重要な指標になります。
「SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64」はユーザーをコンバージョンに導くための具体的なライティングノウハウが盛り込まれており、ユーザーの心に響く文章を書きたい人に最適な一冊です。64のポイントについて具体例をまじえて書かれ、すぐにでも実践できます。
SEO学習本は、出版された年で選ぶと最新の情報を得られます。最新年度の本を選ぶと、検索エンジンのアップグレードやユーザーの消費トレンドなどをふまえた内容を学べます。そのため最新情報を学べるWEBメディアでの学習と併用すると高い効果を得られるでしょう。
・Googleコアアップデートの読み解き方
「Googleコアアップデートの読み解き方」はkindle版のみの発売ですが、Googleアルゴリズムのコアアップデートの最新情報について書かれたSEO関連本です。
序盤ではコアアップデートについての基礎知識が紹介され、中盤では「E-A-T」「YMYL」などGoogleが近年重視している項目について解説、さらに後半ではコアアップデートへの対処法について書かれています。最新情報を学びながら実践を押さえたい人におすすめの一冊です。
・SEO最後の魔法: 検索エンジンの中の人が教える!世界一受けたいSEO対策の授業
検索エンジンの品質評価者を担当する田中氏の著書「SEO最後の魔法: 検索エンジンの中の人が教える!世界一受けたいSEO対策の授業」は、品質評価者だからこその視点で高品質なWEBコンテンツに関するノウハウが書かれています。
近年の検索エンジンが重視していることや検索エンジンの特性などに沿った内容なので、最新情報を学びながら、高品質なコンテンツ作成を学習できます。
ただし基礎的なSEO知識は必須の本なので、中級~上級におすすめです。
・セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方
コンテンツSEOにおけるライティングに特化した本が「セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方」です。
SEOについて専門的に書かれている本ではありませんが、ユーザーの心を動かすSEO文章を書くテクニックが豊富に紹介され、ユーザビリティの高い記事を作成したい人に適しています。
ブログやSNSなどのWEBコンテンツのライティングだけでなく、チラシやDMなどのライティングについても解説しています。マーケティングや広報に関わる人は必読です。
価格帯も、本を選ぶ重要な指標になります。
電子書籍のkindle版書籍だと、比較的リーズナブルに手に入ります。また、2000円以上の本などは、中古本を選ぶと1000円以下で購入できることもあるでしょう。
ここでは、1000円以下、1000円台、2000円台の本を紹介します。
・最新SEOの教科書: SEO NO.1まで2か月
一週間のSEOプログラムを実践し、2か月後に検索結果で上位を獲得するためのノウハウを執筆したのが、「最新SEOの教科書: SEO NO.1まで2か月」です。
実際には本書に書かれている内容だけで上位を獲得することは難しいですが、上位獲得のための基礎について学べる一冊です。
kindle版なので本を持ち歩く必要もなく、気軽に読めるのも嬉しいポイントですね。
・超入門 一生使える「SEO対策」: あなたがGoogle検索のエジニアなら!?を考える本
基礎知識から実践テクニックまでを学べるのが、「超入門 一生使える「SEO対策」: あなたがGoogle検索のエジニアなら!?を考える本」です。
ブログ記事でよく使用するタグ、コンテンツ作成時に役立つツール、キーワード選定や記事作成のポイントなどが網羅されています。また、良質な記事を量産するための組織体制や外注方法についても紹介されているので、自社にリソースがない場合のSEO対策についても学べます。
・最新SEO完全対策・成功の指南書 結果を出し続けるこれからの手法
「最新SEO完全対策・成功の指南書 結果を出し続けるこれからの手法」は、最近のGoogleの動向をふまえて内部対策方法、WEBサイトの改善方法、PDCAの回し方などが書かれたSEO学習本です。
SEO対策をしていくうえで欠かせないツール「Googleサーチコンソール」の読み解き方についても説明されています。これからツールを活用してSEO対策をする人などに適しています。
・世界一やさしい ブログSEOの教科書 1年生
「ブログ」とは書かれていますが、オウンドメディアや企業サイトなどにも通用する考え方や基礎知識が網羅されたのが、「世界一やさしい ブログSEOの教科書 1年生」です。
SEO効果の高い記事作成や分析方法などはもちろんのこと、本書では記事のPR方法まで書かれているのが特徴的です。
SNSやYouTubeなどのソーシャルメディアを用いてたPR方法などについて学べる、貴重な一冊です。
・目からウロコのSEO対策「真」常識
「目からウロコのSEO対策「真」常識」は、Googleの最新情報を網羅しながらSEOテクニックについて学べるSEO学習本です。
バーティカル検索やユニバーサル検索などGoogleが近年導入した検索方法や、E-A-Tやページ表示速度などGoogleが重要視している評価指標なども触れられています。またプログラミングなど技術的な内容も記載されているので、中級~上級レベルの人が読んでも有益です。
・沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
伝説のWEBマーケッターのボーン・片桐を主人公とし、WEBサイトの順位向上のテクニックがストーリー展開で学べるのが、「沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−」です。SEOだけでなくサイトデザインやサーバーについての知識も身につきます。
続編の「沈黙のWebライティング」と併せて学習すると、記事の書き方についてより理解度が深まるでしょう。
SEOを本で学ぶ時の注意点は、最新情報についてです。
本は発行までに時間がかかるため、SEOについてどれだけ最新の本を入手しても情報が古くなっている場合があります。また発行年が以前のものほど記載されている情報も古いため、最新のアルゴリズムに対応していないことも大いに考えられます。
そのため検索エンジンの最新情報はWEBメディアやSNSなどで入手し、いつまでも変わらない普遍的な情報は本で学ぶというように、本とWEBを併用するのがおすすめです。
SEO学習本は、SEOの専門家が執筆した信頼性の高い情報を得られる有効な手段です。さまざまな本があるので、自分が学びたい内容やスキルレベルに応じて適したものを選びましょう。
しかし本で学習するだけでスキルは成長しません。ぜひ実践の場で経験を積み、スキルを高めていください。
また最新情報を得るために、WEBメディアの活用も効果的です。本とWEBメディア、そして実践を通じてSEOスキルを高め、自社の売上アップに貢献しましょう。